高ストレスの原因!?ストレスチェックに作用する生活習慣と睡眠の影響について

高ストレスの原因!?ストレスチェックに作用する生活習慣と睡眠の影響について

ジャンル:セルフケア

高ストレスの原因!?ストレスチェックに作用する生活習慣と睡眠の影響について

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2015年から義務付けられたストレスチェック。その診断結果をどうメンタルヘルス問題の改善に活かすかが課題となっています。ストレスケアサービスを提供する、ある企業の調査によると、職場環境や仕事上の要因と同様、食生活や睡眠が、ストレス反応に大きな影響を与えることがわかりました。つまり、生活習慣の改善が、ストレス対策に有効というわけです。最新の研究結果から、生活習慣とストレスの関係についてご紹介します。

生活習慣の改善がストレス対策に役立つある

ストレスケア総合サービス企業は、28の事業場を対象に、生活習慣および睡眠がストレスチェックにどのような影響を与えるかについて調査を実施。このほど、大学の協力を得て解析を行ったところ、食生活や睡眠を含む生活習慣全体が、ストレスチェックの結果に大きく影響することがわかりました。これは、裏を返せば、職場環境の改善だけでなく、生活習慣を見直すことが、個人がストレス反応を好転させる上で極めて効果が高いことを示しています。

ストレスの原因の多くは職場にあるとみなされる傾向があります。高ストレス対策も職場環境を対象として実施される事例が多いようですが、ストレスチェックをメンタルヘルスの改善に役立てるためにも、プレイベートな領域を含むライフスタイル全般の見直しが必要だと言えるでしょう。


食生活の改善で高ストレスリスクが大幅に減少

生活習慣の中でもとりわけ重要と考えられるのが、食生活です。調査では、食事の時間がストレスチェックにおける「高ストレス」判定にどの程度影響するかをリサーチ。食事を摂る時間が「規則正しい」と答えている方のリスクを1とすると、「まあまあ規則正しい」と答えている人はおよそ2倍近く、「乱れがち」とした人は3倍以上。「とても不規則」と答えた人にいたっては、10倍近くという、明らかなリスクの上昇が見られました。

また、夕食をいつ摂るかも重要です。「就寝の2時間以上前」に夕食を摂る人のリスクを1とすると、「就寝の1時間以内」と答えた人のリスクは3倍近くに。さらに、「夕食を食べない」場合は、「高ストレス」判定を受けるリスクは7倍以上にもなることがわかりました。普段何を食べているかが「高ストレス」判定に影響を与えることは言うまでもありません。野菜・海藻・きのこ類を「ほぼ毎日食べる」という人に比べて、「数日に1回食べる」人は、3倍近く、「ほとんど食べない」と言う人は実に7倍近くの「高ストレス」判定リスクがあるという結果が出ています。


睡眠を取り巻く状況がストレス反応に影響

睡眠もストレスチェックに大きく影響することがわかっています。快適な睡眠をとるために、いわゆる寝酒を欠かさないという方も多いのではないでしょうか。ところが、就寝前にお酒を飲むことに関して、全く飲まないという方に比べて、「1週間に1回未満」と答えている人でも2倍以上、「1週間に1〜2回」の人ともなると、3倍以上の「高ストレス」判定リスクを抱えてしまうようです。

残業時間がない人に比べ、80時間もの残業をこなしている人が抱えるリスクがやはり3倍程度という結果が出ていますから、良質な睡眠をとることは、残業時間を減らすのと同じくらいメンタルヘルス問題の改善に効果があるということになります。今一度、生活習慣を見直し、より効果的にストレス対策に取り組みたいものです。