【提供会社インタビュー】株式会社ダイヤモンド社
ジャンル：インタビュー/コラム
【提供会社インタビュー】株式会社ダイヤモンド社
ジャンル：インタビュー/コラム
ストレスチェックナビ編集部では、ストレスチェック提供会社の担当者へ独自取材を行っています。今回は、株式会社ダイヤモンド社の人材開発事業室 人材開発編集部 副部長の御明（みあかし）様にインタビューを行い、実際の導入にあたってのポイントや他社サービスとの違いなどを伺いました。【PR】
■簡単な会社紹介と、いつからストレスチェックに携わっているかを教えてください。
1913年に創業。3年前に創立100周年および、週刊ダイヤモンド創刊100周年を迎えました。書籍やweb等を含めてビジネス界に貢献できることをモットーにしています。
その中で人材開発編集部は産業界における人材の採用と育成を支援しています。50数年前に適性検査の開発というところからこの事業が始まりました。適性検査や人材開発関連のテキストや研修というカテゴリーを持っています。
ストレスチェック対応サービスは去年の12月の施行あわせて開発をしました。
■貴社のストレスチェックサービスの特徴は？
人材開発編集部で以前から開発販売していたストレスに関する適性検査のノウハウを存分に活用しました。
顧客のニーズに合わせてスタンダード版とライト版を用意しています。ライト版は厚労省が推奨している57項目に対応し、スタンダード版は弊社独自の項目を追加したものです。57項目だけでは個人のストレス要因が測れないため、スタンダード版には個人要因の項目を盛り込みました。57項目＋23項目＋弊社独自のストレスに関する項目90項目を入れた170問となっています。
厚労省はストレスチェックの目的のひとつに一次予防をあげていますが、さらに前の段階からの０次予防を考慮しています。仕事を行う上である程度のストレスは必要といわれています。社員がパフォーマンスを上げるためにも自身がストレスをチェックし、コントロールしていくことが重要で、そのためには個人要因をみることが必要だと考えています。また、精神科産業医監修のセルフケアコンテンツをストレス状況に応じて各3種用意しております。ストレスチェックはwebと紙の両方で受検できます。
また、スタンダード版には集団活用分析について南山大学の中村和彦教授監修の活用ハンドブックがあり、職場改善に活用いただけます。
■ストレスチェック導入までの手順は？
web版と紙版に分かれます。web版はお申込後、対象者人数分登録できる実施者用のID、パスワード、URLを発行します。料金は対象人数に対してかかります。実施者管理画面から事業者登録をし、受検対象者の情報をアップロードすると受検対象者受験案内メールが配信されます。案内メールに記載されているURLで受検、即時集計され結果が表示され、そのままセルフケアコンテンツも活用いただけるようになっています。
紙版はお申込後、実施者用のID、パスワードを発行します。実施者管理画面から事業者登録をし、受検対象者の情報をアップロードしていただきます。その情報を基に紙版の問題用紙を1人ずつ作成してまとめて送付いたします。受検結果を弊社に送付いただき、診断をして送り返すということになります。
お申込からIDとパスワード発行までは2営業日ほどです。紙版は問題用紙発送に約1週間、診断結果発送に約2週間ほどかかります。
■実施された企業様からの感想は？
スタンダード版は個人要因が測定できるため、セルフケアを促したい、また集団分析をしっかりやりたいという企業が活用され、申今後組織を見ていくうえでのヒントになって分かりやすいという言葉をいただいています。
ライト版は値段と使い勝手から選んでいただいているという印象です。ライト版でも精神科産業医が監修したセルフケアコンテンツもつくため、そこが1つ大きなメリットとなっているようです。
■ストレスチェック担当者様にアドバイスをお願いします。
企業にとって、今まで義務化でなかったストレスチェックは手間とコストがかかるように感じてしまうと思います。
厚生労働省はストレスの1次予防、ストレスの気づきを従業員に促すこと（セルフケアを促進する）、組織改善することを目的にしています。この3つをきっちり考えると従業員の健康を守り、従業員のパフォーマンスを向上させて企業の業績アップ、組織改善にもつながると思います。広い意味での人材育成、組織を良くするという観点からストレスチェックを使ってほしいという思いがあります。やりだせば面倒な制度ではないので、前向きにとらえてほしいと思います。
ストレスチェックをより活用しようと考えるなら、個人要因や、セルフケアや集団分析用ハンドブックがついている弊社のストレスチェック対応サービスは一考に値すると思います。
