【提供会社インタビュー】株式会社情報基盤開発

ジャンル：インタビュー/コラム

ストレスチェックナビ編集部では、ストレスチェック提供会社の担当者様へ独自取材を行っています。今回は、独自のマークシートを開発してコストを落とし、クライアントに手間のかからないストレスチェックを提供されている株式会社情報基盤開発のチーフ・アーキテクトで工学博士の吉田憲吾様にインタビューを行い、サービスの特徴、コストダウンの秘密、そしてストレスチェックの締切が間近に迫った企業様へのメッセージなどをうかがいました。【PR】

■独自マークシートでストレスチェック

編集部：
新しいマークシートを開発されたとうかがいました。

吉田様：
当社は、2004年に東大発ベンチャーとして設立された企業で、紙に書いたアンケートを自動で電子データ化する新型マークシート「Altpaper」を開発しました。以前よりEAP会社にデータ入力の代行、診断システムの作成を行っていた経緯から、今回のストレスチェックの義務化にあたって、昨年夏からサービスを提供しています。これによって、紙のストレスチェックを早く安く、手間をかけずに実施することができます。

■紙のストレスチェックを安く提供

編集部：
提供されているサービスの特徴はどのようなものでしょうか。

吉田様：
1人1台パソコンがない、スマートフォンで回答できないといった、紙のストレスチェックを行う企業が多数あると考えて、それに応えるために取り組んでいます。他社はシステム開発や入力代行を外注するので単価が上がりますが、当社ではすべてを一社で一気通貫に行うため、必要最低限、コンパクトに紙のストレスチェックが実施できます。そしてお客さまと接するなかで、実施者がいない、面接指導もサポートしてほしいといった相談に乗るうちにトータルサポートになりました。現在、英語や中国語にも対応し、バリアフリー版もつくっています。

編集部：
バリアフリー版というのは？

吉田様：
ストレスチェックシートにすべてルビをふっています。大企業が障害者雇用のために設立した特例子会社や、さまざまな国の方が働く工場がたくさんあります。そういった漢字が読めない、読みづらい、ハンディキャップのある方々のために実施しています。英語、中国語版はテキストも翻訳しています。こういった事業所では働く人たちのストレスも大きいので、ストレスチェックのニーズは高いといえます。

■手間のかからないストレスチェック導入

編集部：
「Altpaper」の導入ステップについてお教えください。

吉田様：
申込書に人数を書いてお送りいただければ10営業日以内にキットを発送できます。あらかじめ氏名や部署をストレスチェックシートに印字したい場合や、複雑な集団分析を行ないたい場合、webで実施をされたい場合は受検者リストをご用意いただいています。
キットにはストレスチェックシートと回収用の封筒が入っていますので、これを従業員様にそれぞれお配りし、回答後に回収してまとめて宅配便でご返送いただければ、10営業日程度で結果を発送します。従業員が回答後にそれぞれポストに投函して郵送で回収するタイプもご指定いただけ、クライアントの手間を極力はぶき、素早い対応を行っています。

■クライアントの評判とコストダウンの秘密

編集部：
これまでクライアントからは、どのような感想がありましたか。

吉田様：
まず対応が早いことにみなさん驚かれますね。最初のキットも集計結果も迅速に発送しています。また、集団分析では、全国のABC評価と事業所内の★（星）による評価をあわせて行っています。これによって高ストレス者もきめ細かく判定できます。

初年度なので、導入企業の方々も面接者がどれくらいいるか予想できず困っています。当社の分析に基づいてそれを判断できるので、担当者の方の手間も抑えることができます。他社だと1カ月以上かかるといわれるそうですが、スピーディに対応できます。11月末の締切だと、10月中にお送りいただければ対応できると考えています。そして価格も他社とは1桁違うといわれます。少なくとも半分以下ですね。

編集部：
どうしてそこまで安くできるのですか。

吉田様：
当社は入力・集計を自動化しているのですが、どうしてもイレギュラーの部分が出てきます。それを、これまでの経験からうまくシステムに落とし込むことができました。他社はそれを外注したりするので高くなっていると思います。提供する集団分析などのレポートも、経験によりほぼ全自動で多数こなすことができるのです。

■困っている企業様、迷っている企業様のために

編集部：
導入予定の企業様にメッセージをお願いします。

吉田様：
現場で困っている方の力になりたいですね。当社のクライアントは医療機関と介護施設が半分を占めています。お医者様や医療機関が選んでいることで、より安心いただけるのではないでしょうか。これらもストレスが多い職場です。また、ずっと紙を専門にしている企業なので、ウェブ業者が外注するのとは違い、技術的にも信頼いただけると思います。安いだけでなくノウハウと高い技術力があります。

現在、多くの企業様が迷っていると思います。初年度なので選択肢も多く、実施してみないとわからないでしょう。そして、今年度だけではなく、毎年費用がかかります。ですから初年度はコンパクトに、まずストレスチェックはどういうものなのか、コストを抑えてやってみてはいかがでしょうか。その結果を見て、次年度以降、分析やサポートにお金をかけ、また従業員満足度調査をするなどの対策をしていく、そういう予算を立てるといいと思います。今年度の締切も近づきましたので、ぜひ、お気軽にご相談ください。

AltPaper ストレスチェックキット

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