ストレスの多い仕事に「やりがい」を見つけ自己実現を目指す4つの方法
ジャンル：セルフケア
ストレスの多い仕事に「やりがい」を見つけ自己実現を目指す4つの方法
ジャンル：セルフケア
「ストレスばかりで仕事がつまらない」とため息をついていませんか。しかし、仕事を続けたいなら、むしろ仕事の中に「やりがい」を見出し、自己実現を目指しましょう。ここでは、つまらないと思っていた仕事にやりがいを見つける方法を4つご紹介します。
そもそも「やりがい」はどういうときに感じるもの？
転職希望者およそ8,000人を対象にエン・ジャパン(株)が行った調査を通して「仕事のやりがい」についてみていきましょう。調査によると、やりがいを感じているのは4割弱、逆に、やりがいを感じていないという人はおよそ半数を占めています。また、やりがいを感じるという人に「どんな瞬間か」を重複回答で尋ねたところ、もっとも多かったのは「お礼や感謝の言葉をもらったとき」で6割超でした。さらに、4割を超える人が「ひとつの仕事をやり遂げたとき」、「責任ある仕事を任されたとき」、「目標を達成したとき」にやりがいを感じると答えています。
感謝されたり、責任ある仕事を任されたりといった人から認められること、やり遂げる、達成するなどの達成感もやりがいにつながる大切な要素のようです。しかし、やりがいを感じる瞬間は職種によってもさまざま。人によって昇給やボーナスがやりがいとなることもあり、何にやりがいを感じるかは人それぞれです。
他人と比べていない？仕事をつまらないと思う人の傾向
仕事が「つまらない」という人にはいくつかの傾向があります。たとえば、いつも他の人と自分を比べてしまう、仕事に価値を見出そうとしない、また、ネガティブな考えになりやすいなどの傾向です。もし、思い当たるならこれらのことを止めて、「つまらない」と感じる仕事を「やりがいのある仕事」に変えましょう。次のような意識改革が有効かもしれません。
① 他人と比べず自分らしく
他の人と比べてしまうのは自信のなさが関係していることもありますが、他人を基準にして自分が上か下かを考えていると、暗い気持ちになって意欲もわきません。自己実現のためには、他人と比べず「自分らしさ」を大切にすることです。
② 価値を見つける努力も必要
どんな単純な仕事でも、価値を見出そうとすればこれまでと違いが出てくるでしょう。たとえば、商品の箱詰めをする場合も、どうすれば早くきれいに仕上がるかを工夫するだけで仕事のモチベーションは変わります。「そんな小さなことじゃー！」と思いますか？目標も人と比べず、人それぞれ違いがあっていいのです。自分の仕事に価値を見つけた方が自分の気持ちが楽になって前向きになれます。
③ ポジティブな考え方に変える
いつもネガティブな言葉を使い、批判的な考え方をしていると、否定的な考えに合うような悪い要因ばかりが目につきストレスが増えてしまうでしょう。それを防ぐにはポジティブな表現や考えに変えること。すると、物事のよい面にも気づきますよ。
ちょっと意外？やりがいとストレスの関係を知って自己実現
仕事のやりがいとストレスは、反比例するような印象がありませんか？ところが、そうとはいえないようです。ある調査では、一日の労働時間が長くなるにつれてストレスが高くなりますが、やりがいもわずかですがアップしています。先ほどの3つの意識改革に加えて、次のことを試してみるのも良いかもしれません。
④ やりがいを感じるには「頑張り」も必要
月に80時間を超えるような残業は心身の不調を起こす可能性があるのでおすすめできません。しかし、やりがいを感じるにはある程度の「頑張り」も必要です。最初にお話したように「達成感」はやりがいにつながる大事な要因。仕事のストレスを乗り越え、自分でも「頑張った！」といえるくらい努力して達成感を味わってみませんか。
