他の会社のことが気になる！中小企業がストレスチェックのために行っていることまとめ

ジャンル：ストレスチェック

ストレスチェックが義務化になりかなりの歳月が経ち、どの企業も一度はストレスチェックを実施したころと思います。自分の企業以外の企業がどのようにしてストレスチェックを行っていたか気になるところですよね。特に、情報が入りにくい中小企業では他社の動向が気になることと思います。そこで、中小企業がどのようにストレスチェックに取り組んできたのかを調べてまとめてみました。

その1　告知方法

ほとんどの中小企業がストレスチェック制度の実施を社員に告知するのにあたり、書面を使用しているようです。1人1人の手元にわたる紙でのものが多いように思います。他にも掲示物を利用するほか、パソコンを頻繁に使う職種では社員に一斉メールをしたり、企業のシステムの掲示板へ書き込んだりなどの対処がなされ、いずれも全職員の目に留まるよう努力している様子がうかがえます。
その一方で、気軽にストレスチェック制度に対して質問ができる環境を整えている事業場は少なく、知らぬがままストレスチェックを受けたという人も少なからずいるようです。

その2　実施方法

実施方法としてはペーパー、パソコン入力と2パターンありますが、ストレスチェックの実施をサポートしたり代行している会社の文言を見ると、やはりパソコンでのストレスチェックの方が多いようです。その理由は費用も安く、早く、手軽にできるという理由などです。
しかし、ペーパー式と言ってもマークシートで行うことがほとんどであることから、集計や結果に時間がかかるものの、従業員が高齢である事業場からはペーパー式が好評を得ている場合もあるようです。

その3　産業医との連携方法

産業医との連携方法は中小企業が1番頭を抱えているポイントとなるようです。
もともと産業医が常駐している大企業と違い、中小企業はこのストレスチェックのために産業医を確保しなければなりません。
しかし、産業医もそもそも自分の仕事があるため、よく知らない企業のストレスチェックを快く引き受けてくれる医師は少ないようです。
そのため、医師を効率よく確保するために、あらかじめプランに組み込まれているストレスチェックの代行業者を利用するという選択肢をとる中小企業が多いようです。