女性のストレス度を県別にランキング!ストレスの少ない県に学ぶイキイキと暮らすコツ
ジャンル:セルフケア
女性のストレス度を県別にランキング!ストレスの少ない県に学ぶイキイキと暮らすコツ
ジャンル:セルフケア
メディプラス研究所は2016年に続き、全国の女性を対象にした「ココロの体力測定2017」を実施し、独自のストレス指数をもとに都道府県別ランキングを作成しました。ランキング上位の県をみると、ストレス度に関連する要因にはいくつかの特徴があります。県別ランキングの結果と、住む場所は違っても女性がイキイキと暮らす上で参考になるポイントを紹介しましょう。
ストレス状態を数値化!
2017年の県別ランキングを発表メディプラス研究所は全国のおよそ7万人の女性(20~69歳)を対象に、独自のストレス指数「ストレスオフ指数」を算出して都道府県別ランキングを発表しました。ストレスオフ指数は、数値が高いほどストレス度が低く、ストレスオフな状態とされています。気になる県別のランキングは以下の通り。
ランキング10位までをみると、7位の青森県以外は四国や中国、九州地方の県が占めています。2016年の調査と比較すると、1位の愛媛県や2位の島根県は2年連続のトップテン入りですが、3位の徳島県は44位からの大幅なジャンプアップでした。
女性のストレス度に関連する3つのライフバランス
1位を獲得した愛媛県は「高ストレス者」の割合が前年に比べて減少し、逆に「低ストレス者」はやや増えるなど全体としてストレスオフの傾向がありました。また、調査では、愛媛県女性のストレス度に影響する要因を分析しています。このうち、ライフバランスについてみると、ストレスオフに役立つのは自分の生活ペースなどの「セルフライフバランス」でした。
・セルフライフバランス(1位):セルフケア、時間・リズム、女子力、デジタル環境など
・ワークライフバランス(5位):仕事の充実・待遇、仕事環境、休み、子育て、家庭環境など
・ソーシャルライフバランス(7位):人間関係(仕事)、居場所、社会コミュニティーなど
レジャーの機会を増やしてリフレッシュとリラックス!
愛媛県は瀬戸内海を一望できる絶景スポットなども多く、魅力的な観光地です。サイクリストの間では日本一のサイクリングロード「瀬戸内しまなみ海道」の県としても有名で、「サイクリストの聖地」ともいわれています。
ココロの体力測定でも、愛媛県は「気候が温暖」「自転車の移動が気持ちいい」「温泉が多い」など自然環境に関する魅力が数多く挙げられていました。穏やかな気候の中で適度に運動できるサイクリングは、ストレスオフに重要な「リフレッシュ」と「リラックス」につながる魅力的なレジャーです。また、日光浴や適度な運動は、こころの安定や安らぎに作用する「セロトニン」を活性化させるといわれています。しまなみ海道のようなサイクリングロードがなくても、日光を浴びながら自転車で適度に体を動かし、リフレッシュやリラックスにつなげましょう。
親しい人との触れ合いやおしゃべりを楽しむ!
癒しの関係も重要2016年に1位だった鳥取県はその年の秋に自然災害がありましたが、2017年も上位をキープし5位でした。2016年の調査をみると、鳥取県女性はストレスを受け流すのに役立つ「グルーミング環境」が整っているのではないかと指摘されています。グルーミングとは動物でいうと「毛繕い」などを指しますが、人間にとっても重要な意味があり、緊張感やストレスの緩和につながる行動の一つです。
ストレスオフの調査でいうグルーミングは家族や友人などの親しい人とのスキンシップを指し、手をつないだり、触れ合ったり、楽しいおしゃべりなども含まれています。また、愛媛県の人はよくしゃべり、それがストレス解消になるのではといった意見もあります。ストレス度にはさまざまな要因が作用しますが、ストレスを少なくしてイキイキと生活するには親しい人との触れ合いや楽しくおしゃべりする時間を大切にしましょう。