ストレスを感じない場所で暮したい!そんな願いを叶える都道府県ランキング

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ジャンル:その他

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平成19年12月に制定された「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」から10年が経過しました。それでも、仕事と家事、育児と介護などで、日々様々なストレスと闘う女性達。民間調査会社のメディプラス研究所は、ストレスチェック制度の身体状態の項目の活用と、独自の調査で、女性のストレス度が一番低い県は愛媛県という結果を発表しています。

ストレスオフな暮らし

ストレスオフな暮らしとは、まったくストレスのない暮らしを指しているのではないのです。ストレスがゼロなのも、実はストレスなので、ストレスオフとは適度な心地よいストレスがある状態だと考えられます。女性が現代社会で生きるということは、自分の生活、家庭や仕事の生活、そして地域社会での生活のいずれにも常に接している状態であり、自分と仕事と社会の、この3つのバランスが自分にとって心地よいと感じる状態が最もストレスオフな暮らしであり、快適に生きられる状態なのだと考えられます。


ストレスオフな都道府県

民間調査会社のメディプラス研究所は「ココロの体力測定2017」として、2017年の2月~4月に女性のストレスについてインターネットで調査して、2017年4月に発表しました。

調査結果からは、女性のストレス度が一番低い県は愛媛県、2位が島根県、3位が徳島県とわかりました。愛媛県が一位となった理由は、温暖な気候であり、穏やかな人が多く、子育がしやすい。そして物価が安く、災害が少ないなどが挙げられています。ちなみに首都圏の都道府県を見てみると、神奈川県が24位、東京都が27位、埼玉県が30位、千葉県が34位といずれも47都道府県の半分より下の順位となっています。首都圏は愛媛県に比べ、通勤時間を含めた勤務時間も長く、近所付き合いや子育てがしにくい環境であり、物価が高いなどの事情があるのかもしれませんね。


女性が抱えるストレス

働く女性はいつも多忙です。家庭生活では、炊事や家事、育児や介護に振り回されます。仕事では、充実感との引き換えに残業の多さや休みの取りずらさによる過重労働、社会生活では、ご近所付き合いや、ママ友との付き合い、地域ボランティア活動への参加など、人間関係の構築や維持に力がかかるなど、ストレスがたまるものを挙げたらきりがありません。日々全力で頑張っているのに「本当に頑張っているよね」と認めてもらえず、やれて当たり前といわれた時の悲しさやむなしさが、またストレスになります。


ストレスチェックの結果を真摯に受け止めて!

このように働く女性は、仕事や社会、家族や自分にかかわる様々なストレス要因に囲まれて生活しています。ストレスオフになれるからと簡単に愛媛県に引っ越すことはできません。特に「自分が我慢すればいい」と自分で抱え込んでしまう傾向の方は、まだ大丈夫と思い込みだからと自分の体に負荷をかけ続けることも多く、気付かぬうちにホルモンバランスを崩し、月経不順など女性特有の身体の症状に悩まされることもあります。

これが自律神経失調症に繋がることもあるので、原因のわからない女性特有の症状やストレスチェックの結果で心身の疲れが見えるときは、早めに産業医や保健師に相談してみましょう。