あなたの職業は?女性にとってストレスの少ない職業ランキング

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ジャンル:その他

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株式会社メディプラス研究所は全国の女性7万人を対象に「ココロの体力測定2017」を行い、ストレスオフ指数という独自の数値で職業ランキングを発表しました。今回のランキングで1位になったのは、高収入が期待できる「医師」でした。上位を占めた職業をみると、収入が高いだけでなく、いくつかの共通点がありました。職業ランキングとともに、女性のストレス度に影響する要因についてご紹介します。

ストレスオフ指数とは?ストレス状態の見える化で職業別にランキング

メディプラス研究所はストレス状態を独自の「ストレスオフ指数」で数値化し、ストレスオフに影響する要因などを分析しています。2017年には女性のストレスオフ指数を職業別に求め、数値の高い順(ストレスレベルが低い順)にランキングしました。

ランキングをみると、ストレスオフ指数がもっとも高かったのは「医師」で、2位は「会社役員」が続いています。逆にストレスオフ指数が低くかったのは「キャバクラ」や「記者」などの職業でした。あなたの職業は、どのあたりにランキングされていますか。


裁量の高さが重要!ストレスオフな職業は自分のペースで働ける?

職業ランキングの上位になった職業をみると、収入や社会的な地位の高さだけでなく、専門的な職業のため裁量性も高く、自分のペースで働けるといった特徴をもっています。職業性ストレスに関する他の調査をみても、仕事に関する裁量性などの「コントロール感の有無」とストレス反応の程度との間には関連があるという報告が多いです。たとえば、ストレスを引き起こす要因としては、仕事の量や質、あるいはペースなどを決める権限があるかなどが挙げられています。

特に、要求度が高い(仕事の量的な負荷や突発的な出来事が多いなど)にもかかわらず、自分でコントロールできない、サポートもないといった状態ではストレスが高くなるそうです。ストレスを強く感じるときの状態を振り返ると、思い当たる場面がありませんか。自分に裁量があり、自分のペースで働けることはストレス状態を招く要因の一つと考えられます。


仕事には「我慢」が必要?高ストレス女性にみられる働き方の傾向

仕事には「我慢」が必要?高ストレス女性にみられる働き方の傾向
「ココロの体力測定2017」では、ストレスオフ指数が低い、高ストレスの女性は「仕事に我慢はつきもの」と考える傾向がありました。確かに「我慢」という方法が効果的なときもあるでしょう。しかし、自分が我慢する方法でストレスを乗り切ろうとすると、ストレスが強く、長期的に続くような場合には疲れてしまい、ストレス反応が強く現れることも多いです。仕事の要求度やコントロールそのものを変えること、

また、周囲にサポートしてくれる人を見つけることは実際、なかなか容易ではありません。ストレスを軽くする一つの方法として、カウンセラーなどの専門家から支援を受けることも考えてみませんか。カウンセリングの中で感情を表現し、カウンセラーに受容される経験を通して自分の強みに気づくことができ、自分に合った解決方法を身につける機会になります。