あなたは大丈夫?女性のストレスを左右するリラックス法とは

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ジャンル:セルフケア

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ストレスとメンタルヘルスとの関係について研究している株式会社メディプラス研究所による調査の結果、低ストレスな女性と高ストレスな女性とでは、リラックス方法が異なることが明らかになりました。職場環境などのオンタイムだけでなく、オフタイムの過ごし方が、ストレスに大きく関わるというわけです。低ストレス・高ストレスと判定される女性がそれぞれどのようなリラックス方法をとっているのかについてご紹介します。

リラックス法が女性のストレスに作用する!?

株式会社メディプラス研究所は、全国の20歳から69歳の女性、およそ7万人を対象にストレス測定を実施。その結果、10.8%が低ストレス者、16.2%が高ストレス者であることが明らかとなりました。さらに、ストレスを解消するために実施している方法について集計したところ、低ストレス者と高ストレス者とでは、リラックス法に大きな違いがあることが判明。

つまり、職場などで蓄積したストレスは、オフタイムの過ごし方次第で、解消される度合いが異なるということを示唆しています。職場環境などと同様、ストレスオフのための行動がメンタルヘルスの改善に大きく影響しているというわけなのです。


低ストレスな女性に多いリラックス法とは?

ストレスを軽減するのに有効と考えられるリラックス方にはどのようなものがあるのでしょうか。調査の結果、低ストレスな女性のストレスオフ行動で最も多かったのが「旅に行く」で、25.7%。次いで、「笑う」が23.1%。さらに、「入浴する」が 21.9%と続きました。副交感神経が優位となるようなリラックス法が上位を占める結果となりました。

また、「家族と過ごす」(20.6%)という回答も目立っています。低ストレスな女性は、ストレスを抑制する働きがあるホルモンとされる「オキシトシン」の活性化を促進する、人と人との交わりやスキンシップ、いわゆるグルーミングを積極的に取り入れる傾向があることも指摘できるでしょう。


該当する人は注意!高ストレスな女性にありがちなストレス解消法

逆に、高ストレスと判定された女性のストレスオフ行動として最も顕著なのが、「スマホ、パソコンを使う」(26.1%)、「音楽を聴いて過ごす」(19.6%)など、デジタルデバイスを利用した時間の過ごし方です。長時間、スマホやパソコンを使用していると、目を動かす筋肉が疲れてしまいます。さらに、目からの刺激が増えるので、それを処理しようと脳もまた疲れてしまうため、交感神経が優位の状態が続きます。耳から入る刺激も同様です。

高ストレス者のストレスオフ行動としては、「昼寝など仮眠」(23.2%)、「何も考えない(頭を休める)」(18.3%)という回答も目立ちますが、これは、上記のような緊張状態から解放されない状態を補うためだと考えられます。「お腹一杯食べる」(18.8%)という、一時的なリラックス効果を求める傾向が強いのも高ストレスな女性の傾向です。ストレスオフのためのセルフケアの一環として、ぜひこの機会にリラックス法を見直してみてはいかがでしょうか。