どの会社も担当者は悩んでいる？ストレスチェック、最新の動向をご紹介！
ジャンル：ストレスチェック
どの会社も担当者は悩んでいる？ストレスチェック、最新の動向をご紹介！
ジャンル：ストレスチェック
ストレスチェックが開始されて早半年。現在でもなかなか準備が進んでいない所が多いことが現状の様です。特に担当となってしまった人は慣れない作業にストレスを抱えてしまう人も多いとか。他の企業はどうやってストレスチェック制度を整えているのでしょうか。最新の動向を見てみましょう。
ストレスチェック制度への取り組みに対して懸念されるポイントは？
某会社のアンケート結果を基に、ストレスチェック制度の最新の動向について見ていきましょう。
まずは、懸念されるポイントです。多くの事業場が高ストレス者への対応について気にかける傾向があります。産業医による面談をどのように行っていくか、費用、面談を行う時間などについて懸念を示しているようです。
また、ストレスチェック実施後のフォロー体制など、ストレスチェック実施後の取り組みに対して憂慮している企業も少なくありません。
ほとんどの会社が外部委託を利用してストレスチェック制度を進めていた！
では、どのくらいの事業場が外部委託を利用しているでしょうか。
現段階で具体的な動向の数値は出ていないものの、かなり多くの事業場が外部委託を使用しているようです。
大きな理由は後述しますが、高ストレス者が過労でうつを発症した場合、事業場が法律で裁かれる可能性が高まっていることが挙げられます。
そのため、最新の専門知識をもった外部委託を活用して、綿密にストレスチェックに取組もうとする事業場が増えているのです。
外部委託先を選ぶ際に重視されている内容は？
最近では、ストレスチェックのための外部委託先も様々あり、どの会社を利用しようか悩んでしまう人も少なくありません。
外部委託を使用する事業場はどんなポイントを重視しているのかについて、最新の動向を見ていきましょう。
1番重視されているポイントはやはり費用。外部委託先によって費用に大きな差があります。また、事業場でどの範囲を外部委託に任せ、どの範囲を自社で賄うかによっても値段は大きく変わってきます。
他にもストレスチェックそのものの信頼性、オンラインの会社ではシステムの使い勝手なども、外部委託先を選ぶ際に重視されているようです。
外部委託をすることのメリットとは？
外部委託をすることでの大きなメリットは、個人情報の保護に関するものです。ストレスチェック制度の個人情報管理は非常に厳しく、個人情報が漏えいしてしまった場合、罰せられる可能性もあります。外部委託へ任せることで個人情報をしっかり保護してもらうことができます。
また、外部業者へ委託することで内容の濃いストレスチェックを短い期間で行えるため、時間と手間が削減できます。事業場の担当者はストレスチェックにまつわることだけが仕事ではありません。担当者が仕事に忙殺され、高ストレス者となるのを避けることにもつながります。
担当者の身を守るためにも外部委託を。
個人情報保護の分野においては、最善を尽くしていても、漏えいしてしまう可能性を完全に払拭することは難しいとされています。その一方で、厚生労働省のマニュアルにも明記されるほど、個人情報の保護については厳しく取り締まられているのが現状です。
ストレスチェックの結果は5年間の保存が法律で義務づけられていますから、労働者の情報を守りながら担当者の身の安全を守っていくためにも、ストレスチェックで外部委託を活用することが最新の動向となっているようです。
