担当者必見!ストレスチェック未受検の従業員の本音とは?

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ジャンル:ストレスチェック

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ストレスチェックは受検が強制とはなっておらず、法的な拘束もないため、中には受検を拒否する従業員もおり、担当者たちの悩みの種となっているのではないでしょうか。
ストレスチェック未受検の従業員の本音からストレスチェックの受検率向上へつながるよう対策を考えてみます。

■ストレスチェックどのくらいの従業員が未受検なのか

ストレスチェックの受検率は特に規模の大きい事業場であるほど受検率は高く、大体が90%以上であるという結果が出ています。
事業場によっては自身のホームページ等で95%以上の受検率など、ストレスチェックの受検率を掲げていることも。しかし、今回着目したいのは未受検率。これらのデータから加味すると約10%の従業員がストレスチェックを未受検であるという結果になります。


■ストレスチェック未受検の従業員の思いとは。

それでは、なぜストレスチェック未受検の従業員がいるのでしょうか。
未受検の理由で特に多いのが、「会社が精神の不調者をさらけ出そうとしているのではないか」「この結果が自分の処遇に関わるのではないか」という不安によるものです。
また「自分の個人情報が漏れてしまうのではないか」という不安を抱えている従業員も多いようです。さらに外国人従業員では、「言語が難しくて分からず、回答できない」という意見もあります。


■受検率が上がるためにはどうしたらいいか。

それでは、未受検者を減らして受検率が上がるためにはどうしたらいいのでしょうか?
まず、未受検者の回答を見るとストレスチェックについて理解できていない従業員が圧倒的に多いということが分かります。会社の繁栄のために利用している社長の思いに反し、従業員は自分に不利益が生じるのではないかと怯えているという現状があります。この現状を社長が受け止め、従業員全員にストレスチェックについて正しく理解してもらうこと、不利益は一切生じないということを分かってもらうのが、ストレスチェックの受検率を上げる最善の策になるのです。


■外部業者の利用が受検率の向上につながる場合も。

従業員へのストレスチェック制度についての周知は、外部業者に代行を依頼することができます。外部業者が介入することで、会社が秘密裏に高ストレス者を見つけ出そうとしているのではないと分かるので、従業員たちにとっても安心感があるようです。また、外部業者へ委託すると、日本語以外の言語にも対応してもらえるため、多国籍の従業員が従事する事業場には大きなメリットがあります。外部業者を利用して、ストレスチェックの受検率を上げていきましょう。