30~40代のワーキングマザーが年始めに立てた目標!ストレスの高さで違いがある?
ジャンル:その他
30~40代のワーキングマザーが年始めに立てた目標!ストレスの高さで違いがある?
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子育てをしながら働いている女性は、仕事に、家事に、子育てにと極めて多忙な毎日を送っていることでしょう。ストレスの感じ方は人によって違いがあり、どんなことにストレスを感じるかも人それぞれです。30~40代の働く女性を対象に「目標」を尋ねたところ、抱えているストレスの程度などによって目標が異なっていました。今回は、ワーキングマザーの目標とストレスの関係についてご紹介します。
子どもの有無も影響!働く女性が目標としていること
株式会社メディプラス研究所は、2016年4月に運営するストレスオフラボを通して『ココロの体力測定調査』を行いました。『ココロの体力測定調査』は、30~40代の女性600人を対象に「ストレスと目標の関係」を調べたインターネット調査です。
「2016年の年始めに立てた目標」を尋ねたところ、調査対象者のうち働く女性(412人)でもっとも多かったのは「貯金をする」でした。「貯金」を目標とした人を子どもの有無で分けると、子どもがいる人の27.7%、子どもがいない人では36.5%を占めています。ワーキングマザーの2位をみると「節約をする」と「片づけられる人」がともに22.7%で並び、次に多いのは「ダイエット」「健康的になる」がいずれも20.6%でした。
高ストレスのワーキングマザーが目指すのは「片付けられる人」
年始めに立てた目標の中で、子どものいない人よりワーキングマザーの割合が多かったのは「片づけられる人」と「家族との時間を増やす」「仕事で成功する」などの目標でした。
また、それぞれの目標を自己申告によるストレス度で「高ストレス」と「低ストレス」に分けて比べてみました。すると、ワーキングマザーのうち、低ストレスの人でもっとも多かったのは「貯金」31.2%ですが、高ストレスの人では「片づけられる人」28.1%がトップでした。しかし、子どもがいない人では高ストレスの人(42.3%)も、低ストレス者(30.2%)も1位は「貯金」。それぞれの2位(高ストレスは節約、低ストレスはダイエット)とは10ポイント以上の差がありました。
他の調査でも最多!日々の掃除や片づけはストレスになりやすい?
他の調査でも最多!日々の掃除や片づけはストレスになりやすい?
ワーキングマザーを対象としたストレス調査でも、掃除や片づけにストレスを感じていることがわかりました。この調査は、株式会社リクルートホールディングス内のリクルートワークス研究所で行った調査で、『働くマザーのストレス調査報告書』にまとめられています。日々の苛立ち事として経験し、ストレスを感じているかどうかを「デイリー経験率」として比率を求めたところ上位5つは次のようになりました。
1位 日々の掃除や片づけ 75%
2位 自分の加齢、体力の減退 70%
3位 自分の時間の不足 69%
4位 お弁当作り 63%
5位 子どもの整理整頓、片づけ 63%
ワーキングマザーは掃除や片づけに関する問題を日々経験し、それにストレスを感じるという人が多いようです。そのため、「今年こそは、片づけられる人になりたい!」という目標を立てるのでしょう。