今すぐできる!ITエンジニアが抱えるストレスへの対応
ジャンル:セルフケア
今すぐできる!ITエンジニアが抱えるストレスへの対応
ジャンル:セルフケア
ITエンジニアと言えば、長期間パソコンに向かって仕事をし、営業のように外出することが少ない職業。その特徴的な仕事内容や労働環境から、ITエンジニアは独特なストレスを感じることがあります。
そのため、ITエンジニアを抱えている企業は、ストレスの原因をしっかりと突き止めた上で、適切な対策を講じることが大切になるでしょう。
では、具体的にどのような対策を講じれば良いのでしょうか?
■ITエンジニアのストレスの原因を掴もう
ITエンジニアは、常に「納期」を意識して仕事に取り組む必要があります。
そのため、
「気が休まる時間がない…」
「仕事中に一息つくことが難しい…」
などの悩みを、常日頃から抱えているITエンジニアは多く見られます。
また、特に納期が差し迫った時期には、不規則な生活リズムにも注意。そのような労働環境は、ITエンジニアにとって大きなストレスの原因となり得ます。
ほかにも、ITエンジニアのストレスの原因としては
・常に同じ景色で仕事をすること
・個人のミスが深刻な事態につながること
などがあります。
原因が分からないと対策を講じることは難しいため、まずはストレスの具体的な原因を明確にすることから始めましょう。
■原因から対策を考える
「納期」や「不規則な生活リズム」に関しては、企業側が従業員のスケジュールを考慮することによって、ある程度は解決することができます。しかし、中には
「どうしても働いてもらわないと困る…」
と悩んでいる企業も見られます。
そのような企業は、スケジュールを従業員全体で共有することを考えてみましょう。スケジュールの共有は、仕事の負担を分担することにつながります。企業内部が「チーム」として団結すれば、個人が仕事のミスに対して過大な責任を感じることも防げるでしょう。
また、「座席を変える」だけでも、ストレス軽減に効果があることをご存じでしょうか?ITエンジニアの中には、
「いつも上司に監視されていて緊張する…」
と感じている方が見られます。上司から近い座席の従業員は、特に上司が監視していなかったとしても、ストレスを感じている可能性があるのです。
対策法のひとつとしては、従業員の座席は上司から遠い場所に配置する方法が考えられます。また、外の風景を見ることができる座席も、ストレス軽減の効果を期待できるでしょう。この方法は今すぐできます。
■おわりに
従業員のストレスの原因によって、適切な対策は異なります。同じITエンジニアでも、人によってストレスの原因はさまざまであるため、従業員の意見を交えながら対策を講じることも考えてみましょう。