会社に行きたくない!!!

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ジャンル:セルフケア

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皆さんは、「今日はどうしても会社に行きたくない」と思い、実際にずる休みしてしまったことはないだろうか?大学を卒業して就職し、65歳で定年した場合、社会人人生は40年近くもの長きにわたる。その間、多くの人が一度や二度はずる休みを経験するものだろう。
その一方で、風邪であろうが、二日酔いであろうが、心が折れる寸前であろうが、出勤しなければならない日もある。社会人経験も長くなれば、そんな日に自分の尻を叩く方法も身につくものである。
そこで今回は、世間の「ずる休み事情」と「モチベーションアップ方法」について調査してみた。会社に行きたくないと思ったことがあるすべての社会人に、ぜひチェックしてほしい。

■ずる休みの捉え方もさまざま

あるアンケートによると、ずる休みしたことがある人は8割を超えるという結果が出ている。休みの口実は体調不良が最も多いようで、親類に不幸があったなどが後に続く。おそらくこの結果は、多くの方が納得できるものではないだろうか。
注目したいのは、ずる休みの捉え方である。ずる休みをすることに対してどのように思うかという調査には、以下のような声も寄せられた。
「会社に行きたくないと思うのは、心が疲れているから。体調不良もあながち嘘ではない」
「体の不調で休むのは良くて、心の不調で休むのは許されないというのには納得がいかない」
一理あると思わせる意見ではないだろうか。嘘をつくことを正当化はできないが、「今日は気持ちが沈んでいるから休みたい」という理由が通用しにくいのも事実である。
現代の日本はストレス社会だと言われている。外から見て伝わりづらい心の不調は、重大な問題であるにもかかわらず理解されにくい。場合によっては、ずる休みは自分を守る手段と考えることもできるかもしれない。

■どうしても休めないときのモチベーションアップ方法

大きな会議やプレゼンがある、大事な取引先との約束があるなど、社会人にはどうしても休めない日もあるものだ。そんな日に限ってなかなかベッドから出る気になれないときは、以下のような方法でモチベーションをアップしてみてはどうだろうか?

・仕事後に飲み会やショッピングなどの楽しみな予定を入れる
・家族をはじめ、大切な人のことを思い浮かべる
・ラジオ体操などで軽く体を動かす

他にも、着替えや食事、化粧など、とにかく出社前のルーティンをこなすというのも有効だ。一つひとつこなしていくうちに、少しずつ気持ちが前向きになることも多い。

■あらゆる手段を試しても会社に行きたくないときは……

上記の方法をはじめ、さまざまな手段を試しても家を出られないときは、精神的な疲れが限界に達していることも考えられる。その場合は無理をせず、早めに心療内科などを受診した方が良いだろう。
また、ストレスチェックを受けるのも有効な方法である。高ストレス状態になっていないか、簡単なテストで診断することが可能だ。

ストレスフルな毎日を生きる社会人にとって、すべてのずる休みを怠慢と考えるのは危険だ。心に重大な不調をきたす前に、メンタルヘルスに意識的になることが必要である。企業側でも、従業員のメンタルヘルス管理に積極的に取り組んでおきたいものだ。