自分のストレスを知ってどうするのか

自分のストレスを知ってどうするのか

ジャンル:セルフケア

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「自分にはストレスなんてない!」

「自分のストレスを知ってどうするの?」

そのように考えている方も、中にはいるでしょう。
しかし、自分がストレスを受けていることに気付かないまま、強いストレスを無意識に我慢し続けてしまう人がいることも事実です。
無自覚なままストレスを受け続けると、心だけでなく、体の健康にも影響することがあります。

■無自覚なストレスが引き起こす体への影響

心の問題が主な発端となり、体に不調が生じてしまう症状のことを「心身症」と呼びます。
ビジネスマンに多い心身症の特徴的な症状としては、

・緊張するとお腹をこわしてしまう「過敏性腸症候群」

・ストレスを感じると頭痛を起こす「緊張性頭痛」

・部分的に頭髪が抜けてしまう「円形脱毛症」

などがあります。さらに重い症状として、「胃潰瘍」も挙げられます。
上記のような病気を発症しなくても、ストレスはときに体を重くしたり、仕事へのモチベーションを奪ったりします。

■ストレスチェックなら、自分のストレスを適切に自覚できる

ストレスに対してずっと無自覚だった人が、ある日突然

「自分はストレスを感じていたんだ!」

と気付くというのも、難しい話です。
そこで、平成27年12月から施行されるストレスチェックは、必要性が高い制度として注目されています。ストレスチェック制度には、自分のストレスに気付かない方や認めない方にも、「いち早く自分のストレスを把握してもらう」といった目的があります。
ストレスが溜まっていることに気付けなければ、対策を講じることもできません。つまり、上記で紹介した病気のように、分かりやすい症状が現れない限りは、ストレスが溜まり続けることになってしまいます。
ストレスチェックを受けると、そのような無自覚のストレスを把握することにつながります。自分自身の健康を守る手段として、従業員の方はストレスチェック制度の活用を積極的に考えてみましょう。

■おわりに

ストレスチェックを活用し、自分のストレスを的確に把握すると、心だけでなく体の健康も守ることができます。体に異常が現れる前に、まずは自分のストレスと向き合うことを考えてみると良いでしょう。