助けて!!止まらない、うちの変な社内ルール

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ジャンル:労務管理

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■これってうちの会社だけ?!

皆さんの会社には、「これってうちの会社だけ?!」と疑ってしまうような、変な社内規則や社内ルールはあるだろうか?
学生から社会人になったり、転職したりした際などは、新しい環境やルールに戸惑うことも多いと思うが、あまりにも変なルールが社内で当然のようにまかり通っている場合は、衝撃を受けることもあるだろう。
変な社内規則や社内ルールについて調べてみると、

「自分の会社にはなくてよかった…!」

と胸をなでおろしたくなるような事例がたくさんあるようだ。
以下に、いくつかご紹介しようと思う。

■謎の社内ルール

"社内恋愛は原則二回まで。三回目以降の場合はすみやかに退職届を提出すること。"


なぜ二回までなら問題ないのだろうか。三歩目からは「ピー!」と審判から注意されるバスケットボールのトラベリングを連想させるようなルールだが、罰則が退職届とは震える。

■厳しい社内ルール

"笑ってはいけない。"


年末の特番のごとく厳しいルールだ。24時間で終わる特番の方がまだマシだろうか。
"慶弔休暇のうち、結婚を理由とする休暇が1日しかとれません。 だから、新婚旅行へ行く人はGWかお盆・お正月休みなどの休暇を利用するしかなく、旅行代金の高いシーズンになってしまいます。 社長いわく、「葬式は日にちを選べないが、結婚式は選べるだろ!」とのこと…。"
社長の意見もごもっともだが、一生の記念に残る新婚旅行、もう少し恩赦を頂きたいものだ…。

■思わず首をかしげたくなる社内ルール

"リーダーという役職がないのに、サブリーダーが3人もいる。"


さまざまな企業の役職や肩書きを見てみると、時に「それってどういうこと…?」と首をかしげたくなることがある。
個人的にはいつから日本企業の役員陣に、やたらアルファベット3文字がつくようになったのかも気になるところだが。

"どんな社員でも、仕事の成果を直接社長に報告しなければならない。 課長・部長クラスの人に報告しても、第一声が「社長には?(報告した?)」。これでは中間管理職がいる意味がない気がする…。しかも、全員が社長に報告するので、順番が来るまで2時間以上帰れない日もある。"


社内のどんなことでも把握していたい、非常に熱心な社長なのかもしれないが、効率面を考えると改善してもらいたいものだ。

■変な社内ルールがストレスに…

今回取り上げた事例はほんの一部だが、労働基準法おかまいなしのブラックなルールも実際には多く存在するようである。変なルールがあることで会社を信用できなくなり、自ら退職する人もいるのだとか。
このように変な社内規則や社内ルールがストレスになることで、社員のモチベーションが下がったり、退職者が多かったりすることは、企業にとっても大きなダメージである。
定期的なストレスチェックで確認を行い、社内規則や社内ルールに問題がある場合は、古い慣習にとらわれず見直して行くことが、会社も社員もハッピーに過ごせるポイントなのではないだろうか。