ストレスチェックってなに?

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ジャンル:ストレスチェック

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労働安全衛生法の一部改正に伴い、平成27年12月1日から施行される「ストレスチェック制度」。この制度は、国内の労働者メンタルヘルス対策として、同年4月15日に省令・告示・指針が公表されました。
ここでは、このストレスチェックの概要について、詳しくご紹介しましょう。

■そもそもストレスチェックって何だろう?

ストレスチェックとは、企業側が従業員のストレスの状況を、定期的に検査する新たな試み。従業人数50人以上の企業では「義務化」され、50人未満の企業では「努力義務」になるとされています。
具体的には、企業側がストレスチェック用の調査票を配布し、従業員がその調査票に記入・提出することによって、ストレスの状況を検査します。調査票には、

・仕事のストレス要因

・心身のストレス反応

・周囲のサポート

の3項目が含まれています。
結果に関して問題が見つかった場合には、専門的な医師による面接指導が推奨されます。

■企業全体のストレスが緩和される

企業はストレスチェックの結果から、集団分析を行うことによって、企業内部に存在しているストレス要因を把握することができます。また、面接指導を受けた従業員が、医師から「何らかの措置が必要である」と認められた場合には、企業側は就業上の措置を講じることになります。
このような取り組みによって、現在メンタルヘルス不調に陥っている従業員だけでなく、未然にメンタルヘルス不調を防ぐことにもつながるでしょう。

■ストレスチェックの具体的な方法は?

ストレスチェックにおいて使用される調査票は、企業側が自由に選択することができます。頻度に関しては、1年に1回の予定。もちろん、企業側が自主的に頻度を増やすことに関しては、特に問題はありません。
当サイトではストレスチェックに特化したストレスチェック提供会社へのご紹介を行っております。詳しくはこちらまでお問い合わせください。

■おわりに

ストレスチェック制度を最大限活かすには、企業側・従業員の双方が、方法や目的をしっかりと理解しておくことが大切なポイント。また、これは新しい制度であるため、今後実施内容や頻度などが変更される可能性があります。
したがって、企業・従業員ともに定期的に情報を確認しておくことが望ましいでしょう。